平日のご褒美お出かけ｜閉館前に行ってよかった「ホテル雅叙園東京」

こんにちは、サリです。

フリーランスとして働くようになってから、「平日にもご褒美をあげる日」を大切にするようになりました。

今回訪れたのは、2025年9月末で一時休館が予定されているホテル雅叙園東京。
前から「ジブリの世界みたい」「千と千尋のモデルになった」と話題になっていて、ずっと行きたいと思っていた場所。

なくなってしまう前に…と、ついに足を運んでみました。

館内そのものがアート空間

雅叙園の魅力は、なんといっても建物全体の芸術性。
天井や壁、廊下に至るまで、細かい意匠がほどこされていて、歩いているだけでもうっとり。

特に印象的だったのが、天井の絵や装飾の美しさ。
絶対立ち寄ってほしいのがアートに彩られた化粧室。え、ここってトイレ！？とびっくり。

館内どこを見ても手が込んでいて、「こんなに美しい空間が自由に見られるなんて…」と感動しました。

今回の一番の目的だったのが、館内にあるカフェ「Pandora」。
ガラス張りの吹き抜け空間で、庭園の滝を眺めながら過ごせる贅沢なカフェです。

私が訪れたのは雨の日でしたが、水の流れる音と静けさが心地よく、
まるで時間がゆっくりと流れているようなひとときでした。

素敵なメニューが多くて悩んでも大丈夫。
スタッフさんが「ご相談に乗りますよ」と丁寧に声をかけてくれました。

Pandoraでのんびりしたあとは、館内を自由に見学。
装飾の一つひとつにこだわりがあって、まるで美術館のような体験ができました。

今回私は無料ゾーンのみを楽しみましたが、有料ゾーンの百段階段はさらに煌びやかなので必見です！

「百段階段」は、1935年（昭和10年）に建てられた木造建築で、
東京都の有形文化財にも指定されています。
7つの部屋が階段でつながれていて、
その豪華絢爛な装飾は、『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルになったんだって。

実は99段しかないそうです。数えてみてね！

区分	料金（税込）	備考
一般	1,600円
大学生・高校生	1,000円
中学生・小学生	800円
未就学児	無料
障がい者手帳提示	当日券の50%優待	介助者1名まで同様の優待。オンラインチケットでは取り扱いなし。受付で申し出が必要。

ペアチケット、早割チケットも有ります。

ガイドツアー、夜間スペシャルチケットも購入可能です。

チケット購入方法：

イベント名	時を旅する福ねこ at 百段階段～平安、江戸、大正、昭和、そして現代へ～
開催期間	2025年3月20日(木・祝)〜6月15日(日)
開催時間	11:00〜18:00（最終入館17:30）
休館日	5月7日(水)
内容	平安から現代まで、猫をテーマにしたアート作品を7つの部屋で展示。立体作品や浮世絵など猫文化を楽しめる。
公式リンク	時を旅する福ねこ at 百段階段～平安、江戸、大正、昭和、そして現代へ～

イベント名	和のあかり×百段階段2025 ～百鬼繚乱～
開催期間	2025年7月4日(金)〜9月23日(火・祝)
開催時間	11:00〜18:00（最終入館17:30） ※8月16日（土）は17:00迄
内容	日本各地の伝統的な灯りやアート作品を幻想的に展示。累計来場者52万人超の人気イベント。
公式リンク	和のあかり×百段階段2025 ～百鬼繚乱～

ホテル雅叙園東京は、その建築や空間自体がひとつのアート。
中に入って歩くだけでも、静かで特別な気持ちになれます。

カフェでのんびり過ごして、館内を自由に巡る。
フリーランスという働き方だからこそ、そんな平日の過ごし方ができます。

「行ってみたいな」と思っていた場所が、なくなってしまう前に行けて本当によかった。
予定を詰めすぎず、平日のご褒美お出かけをぜひ味わってみてください。